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Channel: 清田監督のときどき日記
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卒業生のお子さん

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今日は1988年に埼玉栄高校を卒業した卒業生とそのお子さんが埼玉栄高校に

来校されました。

もちろん、お母さんは女子陸上競技部に在籍された方です。

ちょうどスーパースター城島直美さんが一つ上。

埼玉栄女子陸上部がインターハイ初優勝した時の1年生です。

お子さんはスラッとしていて身長が高く、

素質を感じました。

埼玉栄高校を第一志望で受験してくれるとのことです。

たいへんうれしく思います。

一緒に創始グランドの建物内にある1984からの歴史が書かれている

展示物を見ました。

卒業生であるお母さんはたいへん懐かしそうに見ていました。

大森監督時代の話も少しされました。

今はあの頃と全く違う選手の自主性を重んじた指導法です。

その違いに時の流れを感じていました。

精一杯、教えてインターハイで戦える選手に育てたいと思います。


さて、今日の練習は芝で練習した後、ハードル補強を行いました。






















こんな感じです。

今日も中学生が練習に参加しましたが

質問の中に入学時に遅い選手はどのくらいのタイムですか?

というのがありました。

2年生の女子選手を呼んで

1年のときの100mベスト記録は14秒6

2年のときのベスト記録は12秒7

そして、一冬越えれば必ず速くなれると答えていました。

埼玉栄高校女子陸上部には中学時代に実績を残した選手ばかりが入部してくるわけでは

ありません。

高校から陸上競技を始める選手もいますし、

中学時代に実績のあまりない選手もいます。

みんな速くなりたいという気持ちで埼玉栄女子陸上部に入ってきます。

その望みを叶えるのが自分の仕事です。

足を速くするための技術練習。

足を速くするためのエネルギー系練習。

そして、足を速くするための筋力強化を計画的に行えば

必ず速くなれると思います。

選手のやる気と自主性を大切にし、

選手と共にがんばっています。






リズムよく腸腰筋を鍛える

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男子と一緒に走ったら速くなれる。

女子だけで走ったら速くなれる。

論議されるところですが

どちらでも速くなれるというのが自分の考えです。

それはこれまでの歴史が証明しています。

男子と一緒に走ろうが、女子だけで走ろうが

要は走る本人がどういうコンセプトで練習しているかだと思います。

また、指導者がどういうコンセプトで練習を組み立てているかだと思います。

ただ、

自分自身にあてはめて考えてみると

自分はそこまで器用ではないのではっきり言って男女両方を指導し、

大きな成果を上げるのは無理なような気がします。

男女両方やれば

それなりの結果しか出せないように思います。


自分は、
女子には女子に合った練習や指導法があるように思います。
それを追求していきたいと考えています。

例えば
リズムよく腸腰l筋を鍛える
この練習は女子にはたいへん効果があるように思います。







高体連関東地区合宿

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高体連の関東地区合宿で熊谷に来ています。

11月からコツコツと生徒と練習を重ねてきていたので

すごぶる快調です。

ジョグも動的も技術練習の見本も、そして、体幹補強も

都道府県の代表選手たちと一緒にできました。

今日から3泊4日の合宿です。

自分は何時から何時まで練習をするという

制約がつくとなぜかうまく指導ができません。

教えるときは時間を気にすることなくやった方が

やりやすく

性に合っているようです。

もちろん時間は大切ですが、できるだけ時間を気にすることなく

うまくやろうと考えています。

今日、教えた感じではまだまだ未完成で伸びしろがありそうな選手が多かった

のでやりがいはあるように思います。

今日は地面をとらえると脚を回すというコンセプトで指導しました。

明日は対乳酸トレーニングをやろうと考えています。

何か少しでも選手たちにプラスになるようにがんばろうと思います。

高体連関東地区合宿2日目

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高体連関東地区合宿2日目

午前中は風もなく、やや暖かい気象状況でした。

スプリントドリルの基礎中の基礎を行いました。

地面をとらえる。

脚を回転させる。

この2つに絞りましたが、短期間でそう簡単にできるものではありません。

なぜなら常日頃からどう走ったら速く走れるかを意識していないと

見本を見せたとしても

その本質がわからないからです。また、脚が思うように動きません。

ただ、速い選手はみな、脚がスムーズに回転していて

接地で地面の力をもらえています。

そのことを少しでもわかってくれたらいいな。

という感じで指導しました。

真剣に取り組む選手たちに少しでもプラスになればと

がんばりましたが、

まだまだ力不足でうまく伝えられなかったかもしれません。

実践練習では100mの往復走のトレインバージョン。

補強ではハードルを使った股関節周りを鍛えるものを行いました。

明日で練習は終了します。

何を伝えられるかをもう一度考えて

がんばりたいと思います。



高体連関東合宿3日目

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高体連関東合宿3日目。

練習は今日が最終日になりました。

午前中は足を回転させるドリルを復習し、

新たに前へのスキップを導入しました。

前へのスキップはみんなかなりうまかったので驚きました。

さすがに各県を代表する選手たちです。

前へのスキップからスプリントに移行する練習を行い、

あまりに風が強かったので室内練習場に場所を移し、

60mダッシュを行いました。

今まで芝で練習していたので

タータンでのダッシュは地面の力がもらいやすいので

きれいに脚が回るようになっていました。

午後はこの合宿のメインイベント

エンドレスリレーを行いました。

参加者19名全員が1チーム。

一人200m走り、繋ぎます。

一人計4回走ります。

19人が4回走り、その合計タイムがこちらが設定したタイムを切るという設定で行いました。

みんなが同じトレーナーを用意し、

円陣を組んで気合を入れました。

まるでひとつのチームのようです。

一回り目は順調に走り、貯金が30秒ほどできました。

2本目、3本目、4本目になるとその貯金を使い果たし、

設定タイムに8秒の貯金となってしまいました。

大きな声で応援し、

最終ランナーフィニッシュ!

みごとに設定タイムをクリアしました。

とても充実した合宿になりました。

最後に写真撮影。
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みなさんお疲れ様でした。

関東大会で会いましょう!


UFOで後ろに進む&400Hハードルドリル

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2015年がスタートしました。

今日はがっちり技術練習を行いました。

Aスキップドリルを補助台から行いました。




















次にUFOの前進から切り替えて後ろへ。



















UFOで後ろに進む映像は初の公開です。

今日の練習には友人の娘さんと教え子の娘さんが参加しました。

二人とも高校生です。

学ぶ姿勢と吸収力がとてもすばらしい。

シーズンに入り、好結果が出るといいな思います。

また、中学生も数名参加しました。

やる気があり、将来性を感じます。

sakaeの選手も、参加した中学生も、高校生も、陸上競技に情熱を持って取り組んでいます。

だからこそ、

がんばった成果を試合で出してもらえるように

いい練習を提供していきたいと思います。

ハードルではソフトハードルを使った技術練習を行いました。




















400mHで無理のないスムーズなハードリングをするために
有効なドリルです。

冬季らしい冬季練習

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冬季に入り、はじめて400トラックで練習を行いました。

気温も冬にしては暖かく、絶好のコンディションでした。

この日も、卒業生や高校生、中学生が練習に参加しました。

今までやってきた基礎トレの成果を確認するために

スタンディング100mや100H、400Hなど実践練習をおこないました。

実際にやってみることで現状を把握し、やるべき課題を確認することが

目的です。


その後、

400mのペース走を4本やるグループと

200mのインターバル7本やるグループに分かれて

冬季練習らしい練習をしました。

継続した練習ができてる選手はかなり力がついてきているように感じました。
 
また、中学生たちにも「やってやる!」という意欲が感じられました。


冬季練習は疲労が蓄積します。

かぜをひかないように人ごみではマスクをしたり、うがいをしたり、手洗いをマメにしたり

し、健康管理に気をくばり、

身体のケアをしっかりすることが大切です。









聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

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聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ということわざがあります。

自分がわからないことは

変なプライドなど持たずに、また、恥ずかしがらずに、どんどん聞いて吸収することが

伸びる選手の条件です。

わからないことをそのままにしていては

成長はありません。

陸上競技をやっていて

わからないことがあれば分かる人に

どんどん聞いた方が早くできるようになるし、

成長も加速度的に早くなります。

また、わかかる人が、わからない人にアドバイスを送っても

本人がわかっているふりをして、聞く耳を持たなければ

どうしようもありません。

しったかぶりは一番損です。

伸びる選手はどんどん聞くし、それを素直に受け止めることができます。

所詮は高校生、まだまだ、未熟です。

わからないことやできないことがあって当たり前です。

わからないことや疑問に思うことがあれば

どんどん聞くようにすることが伸びる選手の条件です。






速いスタートダッシュをするために

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速いスタートダッシュとするためには一歩目の接地ポイントが重要です。
 
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スムーズに加速するためには一歩目の接地ポイントが腰の真下にくる必要があります。
 
この写真ではやや前気味で少しつぶれてしまっています。さらに修正が必要です。
 
スムーズに加速するには重心を前に落とさなければなりません。
 
足が腰よりも前についてしまうとつぶれてしまい、ブレーキがかかるだけでなく
 
上体が起き上ってしまいます。
 
よってスムーズな加速ができません。
 
世界のトップ選手になるとこんなところに接地しています。
 
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足がまさに腰の真下に接地していてものすごい加速感を感じます。
 
前傾姿勢もみごとです。
 
このようなスタートをするためには常に一歩目の接地ポイントを意識して練習する必要があります。
 
まずはこのポイントに足をつくことが大切です。
 
そのためにはしっかりと前方に飛び出す必要があります。
 
さらに2歩目は素早くつかなければなりません。
 
スタートを極めることは大変なことですが、スプリンターにとってはとても重要なポイントです。
 

省エネ走法を身につけるためのスプリントドリル

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女子選手の場合

明らかに男子選手に比べてトルクが小さい。

地面を押す力が弱い。

弾むような力強い走りができる選手はわずかです

足の力が弱ければ強くすればよいという発想が普通ですが

鍛えても、そう簡単に足が強くはならないし、鍛えることで脚が

必要以上に太くなってしまうかもしれません。

そこで

どうしたら必要最低限の筋力で効率的に走れるかを追求するのも

ひとつの方法だと思います。

持っている力を最大限に利用して効率よく走る。

この究極の省エネ走法で昨年、全国高校総体女子400Hで入賞したのが池田菜月です。

彼女は身長158cmで体重が軽く、決してヨンパをやるには恵まれていません。

ハードル間は17歩かかります。

100mもベストは13秒台。

400mも57~58秒くらいでは走れますが決して速いわけではありません。

そんな彼女は究極の省エネ走法をマスターし、

インターハイ入賞を成し遂げました。

走り方はいたってシンプルです。

大きな力を使わずに脚をスムーズに回転させることです。

そのためのドリルがこれです。

撮影の都合上、すべて1回ずつ行っています。




















まずは接地ポイントを確認します。

からだの真下に接地するようにします。

つぎにスキップでからだの真下に接地します。

接地ポイントを確認したら、つぎは補助台をつかって

膝の力を抜き、足を股関節の部分にもってきます。

その形で足を真下に接地しながら前方に進みます。

つぎは足を股関節の部分にもっていき、その勢いですねがやや前に

出てきたときに脚を回します。

これも補助台を利用し行い、次に脚を回転させながら前方に進みます。

最後にスキップをしながら脚を回転させます。

より勢いよく脚を回します。

このドリルがうまくできるようになると

脚をスムーズに回転させ、省エネ走法を身につけるための基礎ができます。







ヨンケイのバトンパスで大切なこと

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4×100mリレーのバトンパスの受け渡しで大切なことは

決めたマークでしっかりと出ることです。

出が早いとバトンパスが伸びてしまったり、オーバーゾーンで失格になることもあります。

出が遅いとつまってしまい、記録向上が望めません。

マークでぴったりと出ることが重要です。

そのためには繰り返し、マークで出る練習をしなければなりません。






















この映像は大分インターハイで高校記録45秒23を出した時の2から3走へのバトンパスです。

このときはブルーーラインから30.5足のところにマークをつけました。

マークを見て、2走者のからだがマークの真上に来たところでダッシュします。

その際、後ろを気にせずによい加速をすることだけを心がけます。

受け手の加速が記録の向上に大きく影響するからです。

受け手は真うしろにしっかりと腕を伸ばします。

渡し手は目の前にある手のひらに向かってまっすぐ腕を伸ばして渡します。

いわゆる「プッシュパス」です。

こうすることで利得距離が得られます。

女子の場合は100m後半の低減率が大きいので腕を伸ばし、利得距離を得ることが

大切です。

このレースはバックストレートの追い風も味方して、うまくバトンをつなぐことができました。

バトンは受け手の加速を考慮し、できるだけ短い時間で渡すことを心がけましょう。

リレーが大好きという選手も多いと思います。

よいバトンパスをするにはこの時期から肩甲骨の可動域を広げ、

肩関節をやわらかくし、腕をまっすぐうしろに伸ばせるようにすることです。

また、バトンジョグを導入し、腕をしっかり伸ばし、利得距離を得、

短い時間でバトンパスを完了できるように

練習するといいと思います。

インターハイにおけ埼玉栄高校4×100mリレーの成績(優勝 11回)

1987 優勝 茂木 染谷 菅野 大松 (大森国男)
1989 優勝 角田 後藤 山本 熊田 (大森国男)
1990 優勝 森 柿沼 山本 熊田 (大森国男)
1993 優勝 森本 秦 長島 本山 (大森国男)
1994 優勝 杉浦 本山 近藤 森本 (大森国男)
2002 優勝 中原 栗本 柳 竹本 (清田浩伸)
2003 優勝 一木 劉 柳 竹本 (清田浩伸)
2004 優勝 一木 劉 宮沢 高橋 (清田浩伸)
2005 優勝 吉牟田 劉 宮沢 高橋 (清田浩伸)
2006 優勝 斉藤 本田 中田 高橋 (清田浩伸)
2013 優勝 初見 阿部 吉田 土井 高校新記録 45秒23 (清田浩伸)







スタート技術と成果

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この冬はスタート技術習得に力を入れてきました。

一歩目を腰の下に着くというコンセプトで取り組んでいます。

一歩目を腰の下につくのは簡単なようで難しい技術です。

イメージ 1























このポイントに足をつくことでスムーズな加速が可能になります。

重心が前に落ち、まさに下り坂を下るように脚を回転させ一気に加速することができます。

画像は土井選手(現大東文化大)が福島選手をしのぐ高速スタートをしたオリンピックイヤー当時の

ものです。(この頃のスタートはまさに神がかっていたように思います)

取り組んできたスタート練習の成果ですが

日本ジュニア室内陸上大会において

スタートが苦手だった鬼塚選手がB決勝で1位。

昨年この大会で予選敗退した初見選手が

A決勝5位という好結果を出しました。

やってきたことが競技会で出せたように思います。

また、このコンセプトでいけばスタートからスムーズに加速できることも確認できました。

とくに初見選手は高校時代何も考えずにがむしゃらに走るというスタイルでしたが、

やっと技術というものをしっかりと考えてポイントを持ってスタートできるように

なってきました。すごく成長していると感じます。

まだまだ未完成ですが、

これからの練習でさらに精度を高めていきたいと思います。







個性を考慮したコーチング

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2015のトラックシーズンも開幕間近になってきました。

埼玉栄高校も3月5日に卒業式を終え、

いよいよ2年生が最上級生となりました。

新入生も中学校を卒業すると本格的に練習参加することになります。

暖かさと共に、選手たちのスピードも徐々に上がってきているようです。

さて、フレキハードルや補助台を利用した

新たなスプリントドリルに取り組むようになって

もう2ヶ月くらいになります。

このドリルは動画にしましたが

結構効果がありそうです。

同じドリルをやっても

体格の違いやタイプによって

走り方のポイントに違いがあるように思います。

個人差や個性によって助言を変えないと

たいへんなことになります。

正しい技術を助言したとしても

それが逆にマイナスに働く場合があります。

ですから選手によっては真逆のアドバイスをすることもあります。

S選手には遠くに足をつくイメージで乗り込んでいきなさい。

と助言すると走りはどんどんよくなります。

I選手には足をからだの真下、もしくは後ろにつくくらいのイメージで

走りなさいと助言すると走りはどんどんよくなります。

走りは多分に感覚的なところがあるので

アドバイスによって走りやすくなったり、走りにくくなったりします。

一見、間違ったような助言でも結果としていい走りになれば

OKと考えています。

選手の個性や個人差によって適切な助言をすることが大切だと思います。

それが競技力の向上につながると思います。

練習の質が上がってくるので足への負担も大きくなります。

けがのないようにがんばってほしいと思います。




今シーズンの土井杏南の走りに期待!

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4月12日(日)上尾運動公園陸上競技場で記録会が行われました。

この記録会に大腿部の怪我以来、約半年ぶりに土井杏南が100mに出場しました。

追い風0.4mの条件で11秒63でゴールを駆け抜けました。

楽にスタートして最後までリズムよく走れていたように思います。

土井杏南にとって上尾競技場はあまり相性のいい競技場ではありませんが、

その競技場でスーと走っての11秒63。

今シーズンにおおいに期待の持てる走りでした。

織田記念では自己記録の11秒43更新の可能性もあります。

ただ、あまり記録にこだわらずに楽な気持ちで伸び伸び走ってほしいと思います。

今年の土井杏南の走りに期待したいです。

同じ記録会に高橋萌木子も出場していました。

こちらは追い風2.8mで12秒33。

たぶん、自分のイメージと実際の走りに差があるようで

走りはまだまだでしたが、元気な姿を見られたのでよかったです。




試合におけるメンタルの重要性

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試合におけるメンタルの重要性は言うまでもありません。

せっかく練習を積んできたのに試合で力んでしまっては良い結果につながりません。

メンタルを強くするのは容易なことではありません。

英単語テスト10題。

全て完璧に覚えていれば、余裕をもってテストを受けることができます。

9題覚えていても1題がうる覚えだと焦ります。

余裕をもって試合に臨むには

試合で戦うための練習を徹底的にやるしかありません。

少しでも不安な要素があると試合で力を出すことはできません。

メンタルを強くする。

試合で焦らない。不安にならない。

そのためには試合に強くなるだけの練習を積まなければなりません。

メンタルは練習で強くなります。

自信をもって試合に臨むには

それだけの練習をする必要があります。

高校時代の土井杏南は練習で試合と同じような走りをします。

試合では練習と同じような走りをします。

ですから、練習=試合 となっているのです。

その結果、

試合で力むことなく、自分の走りができていました。

どこまで試合で不安要素を消し、

どこまで自分自身に自信が持てる練習を積めるかが勝負です。

シーズンインし、メインとなる大会が近づいてきます。

今こそ、自信が持てるようになるまでしっかりと練習することが大切です。

ただし、練習のし過ぎには注意しましょう。

良い結果につなげるために

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因果応報ということばがあります。

原因としての善い行いをすれば、善い結果が得られ、
悪い行いは悪い結果をもたらすという意味です。

陸上競技に例えれば、

原因としてのよい練習をすれば、よい結果が得られ、
悪い練習をすれば悪い結果をもたらすということになります。

だからこそ、試合でよい結果を得るために
結果を得るためのよい練習を積まなければならないのです。

この練習は必ずよい結果につながる。
そう信じてよい練習を継続しなければなりません。

また、原因と結果を強固に結びつけるために
指導者や仲間がいます。

多くの経験を積んでくると選手たちの練習を見ているだけで
その結果が見えてきてしまいます。

だからこそ、よい結果につなげるためによい練習を考えなければなりません。

褒めるとか叱ることよりも現在の状況を正確に伝えるように
努めています。
正確に伝えることでやるべきことが見えてくるからです。

ダメなものはダメ。下手なものは下手。うまいものはうまい。
よくなってきたものにはよくなってきたと。

できる限り真実を正確に伝えるように心がけています。
モチベーションをあげるためにわざとことばだけの褒め言葉を言うことはしません。

もうすぐ、埼玉県内の地区予選です。
選手たちが最後の調整でやりたいことをできる限りやらせてあげたいと
考えています。

高校は対抗戦もあるので、チームのために最大限の力を出す。
それが自分のためにもなると思います。

力を出す。力を出し切る。
結果を恐れずに駆け抜ける。

よい練習をしていれば必ずよい結果につながると信じて走ることが大切です。













記録は出したいからといって出るものではない。

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記録を出したいと強く思ってもそう簡単に出るものではありません。

逆にその強い思いが「力み」につながってしまうことがあります。

とくに大切な試合では

記録を出したいとか勝ちたいという思いが強すぎて

力んでしまい、自分の力の50%も出せずに終わってしまうことがしばしばあります。

記録を出したいと思えば思うほど

その気持ちを抑え、

自分がやってきたことを出すことに集中するべきです。

自分がやってきたことを100%出すことができれば

必ず記録はついてきます。勝利もついてきます。

記録や順位はあくまで結果です。

大切なのは自分自身の力を100%出し切ることです。

敵は相手や記録ではありません。

自分自身です。

自分に勝つことが全てだと思います。



努力は報われる

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100m14秒5で入部してきた選手が

3年生になり100m12秒62まで記録を伸ばしてきました。

3年間の努力が報われた瞬間でした。

不器用で技術を覚えるのに人の何倍もかかっていました。

しかし、あきらめることなく

3年間がんばってきたからこそ

ここまで記録を伸ばすことができたのだと思います。

中途半端な努力だと

ときとして試合で結果を出せないことがあります。

それは自分自身に自信が持てないからです。

限界まで努力すると

試合に強くなります。

やることをやってきているので結果よりも

走るということに集中できるからです。

自分の持てる力を出せないことは実に悲しいことです。

自分の持てる力を全て出せば

結果に関係なく充実感を得られると思います。

努力は報われる

そう信じてがんばることが大切だと思います。

結果として、やりきった感。充実感を得られると思います。

自分自身に「よくやった」言えるように

がんばりましょう。





大切な大会前の調整

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大切な大会前の2週間くらいの練習はとても大切です。

やりすぎてもやらなすぎても結果出ません。

力があれば普段と同じでいいと思いますが

力が微妙な場合はその内容が重要です。

体の練り直し→強化→コンディショニング→大会

が基本パターンですが

試合が近くなると難しくなります。

やるべきことを整理する。

ここからスタートです。

今の自分にとって大切な練習を中心に行うことです。

スタートがポイントの場合は

スタート練習が中心になります。

エネルギー系がポイントの場合は

スピード持久的な練習が中心になります。

やるべきことが何なのかをはっきりさせて

それを徹底して行うことが大切な大会前には重要だと思います。

ポイントをしっかりと練習することで

自信をもって試合に臨むことができると思います。




相乗効果

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同じ目標を持った仲間たちが共にがんばることで大きな相乗効果が生まれます。

仲間ががんばっている姿を見て、自分自身も奮い立ち、がんばることができます。

それがいわゆるチーム力です。

仲間と共に、仲間のために、

この気持ちは大きな力をもたらします。

インターハイ予選は勝ち抜き戦のため

県で6位に入らなければ次の大会に進むことはできません。

たいへん厳しい戦いです。

ものすごいプレッシャーが襲ってきます。

そんなときに共にがんばる仲間の存在が力を与えてくれます。

ひとりではない。共に戦っている。

それが勇気を与えてくれます。

試合をやれば必ず結果は出てしまいます。

どんな結果が出たとしても

仲間とともに戦い抜いた。やりきった。力を出し切れた。

そういう感覚が得られたらたとえどんな結果が出たとしても

充実感が得られ、納得いくと思います。





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