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Channel: 清田監督のときどき日記
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どんな形でも結果は出る

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インターハイ埼玉県予選会(5月9日~12日・熊谷)が1週間後に迫ってきました。

3年生にとっては最後のインターハイ県予選です。

大会ではどんな形であれ、結果はでます。

だからこそ、

どんな形で結果が出たとしても

チームとして、そして、自分自身が納得できるように

残りの1週間の中でできることを精一杯やることが大切です。

決して「後悔」しないように。

自分の全てをかけてやるべきことをやることです。

普段通りの練習を継続することがいいのか?

それともポイントをしぼって練習することがいいのか?

からだの状態に合わせて練習するのがいいのか?

何を選択するかが重要になります。

県予選を迎えるにあたり、県内の地区予選がありました。

その結果から目指すべき目標が見えてきました。

ひとつは急成長中の2年生、芝田望笑の100m、200m、400m、4×100mR

4×400mRの五冠挑戦です。

もうひとつは昨年、インターハイ4位の田中友紀乃の走り幅跳び6m挑戦(地区予選は5m89)と

走り幅跳び1、2、3位独占です。

この2つの課題をクリアし、

学校対抗で女子総合優勝を獲得、ひとりでも多く関東予選に駒を進める。

これがチームとしての目標となります。

結果はわかりません。

しかし、目標に向かってチーム一丸となって挑戦する姿勢こそが大切だと思います。













情報リテラシー

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情報リテラシーとは
インターネットを活用して、情報やデータを管理して活用する能力のことです。
インターネットが普及した現在では、ある程度の知識があればインターネットから膨大な情報を手に入れることができます。それだけに、それらの中から必要な情報を確実に収集、整理し、適切に利用するための能力が必要となります。このような能力を情報リテラシーと呼ぶそうです。

自分が埼玉栄高校に赴任したころは大会の記録やいろいろな情報を手に入れるにはたいへん苦労しました。

しかし、今は国内ばかりでなく、世界中の情報をツイッターやHP、ブログ、youtubeなどを通じて簡単に手に入れることができます。

また、高校生同士はLINE等を通じて、記録だけでなく、いろいろな情報を簡単に手に入れることができるようです。例えば、誰がどこをけがをしているとか、どの種目に出るのかとか、どんな練習をしているか調子がいいのか悪いのかなどもすぐにわかるみたいです。

本当にびっくりするくらいに簡単に情報を手に入れることができます。
だからこそ、さまざまな情報を収集、整理し、適切に使う必要性を感じます。

バハマで行っていた世界リレーの結果などもほぼライブに近い形で結果がわかりました。
すごいことです。

情報を得るためのPCやスマホなどの端末もどんどん進化しているし、これからどうなっていくのだろうと思います。







明日からインターハイ埼玉県予選

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明日からインターハイ埼玉県予選が4日間にわたり、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われます。

インターハイ県予選としてはかなり早い日程なので

コンディションを上げるのはかなり難しいところですが

なんとかここまでやってきました。

けが人もなく、全員が戦える状態で大会を迎えることができます。

スーパースターはいませんが

チームとしてのムードはいいように思います。

関東大会に進むことができるかどうかギリギリのレベルの選手が多い

ですが、それだけに結束力が重要になります。

チーム力は個の力を何倍にも大きくすることができます。

チーム力が個の力を上げ、個のがんばりが他の選手たちにも

力を与えることができると思います。

1日目から一気に勢いに乗りたいところです。

やることはやってきています。

あとは自分のやってきたことを信じ思い切ってやるだけです。

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チーム力

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インターハイ埼玉県予選が終わりました。

学校対抗では106点という高得点で女子総合優勝を達成しました。

これはチームとして戦った結果です。



中学時代は100mで県大会の決勝にすら進んだことのない

2年生の芝田望笑(しばたのえ)が200m、400m、400R、1600Rの

四冠を達成しました。100mは2位で惜しく五冠は逃しましたが新エースとして

大車輪の活躍でした。

この冬に取り組んできた効率のよい走りを身につけてきたことが

この大活躍の要因だと思います。

まだまだ未完の選手です。

これからの成長に期待したいと思います。



走り幅跳びでは昨年インターハイ4位の田中友紀乃が風が舞っていることもあったためか

足を合わせることができず、2回連続ファールのピンチに陥りましたが、

チームメイトの松岡友里恵の励ましや一年生・小野瀬桃華の存在もあり、

ピンチを乗り切り、3名が走り幅跳びで関東大会出場をゲットしました。

田中にとってはものすごく勉強になったことと思います。

また、仲間の大切さを再確認した試合だったと思います。



試合で力を出すことはたいへんなことです。

試合で力を出すための方法のひとつがチーム力です。

チームとして選手をサポートする。

選手はチームのために戦う。

これが個の能力を最大限に引き出すことにつながると思います。



次は山梨県小瀬で行われる関東大会です。

それまでに個人として、チームとして

どこまで成長できるかがカギになると思います。

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卒業生の活躍が後輩の力に

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関東インカレが日産スタジアムで行われ、卒業生たちが活躍しました。

女子100m、200mでは土井杏南(H26卒・大東文化大2)が優勝。

女子走幅跳では大窪海音香(H24卒・平成国際大4)が3位。
ついに6mジャンパーの仲間入りを果たしました。

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女子4×100mRでは初見笑里(H27卒・駿河台大1)が1走を走り優勝、

鬼塚玲寧(H27卒・埼玉大1)が2走を走り3位。

女子400mでは竹田喜実(H24卒・日体大4)が8位。4×400mRでも1走を走り入賞。


また、東日本実業団(熊谷スポーツ文化公園)では100mHで

水村明日香(H21卒・熊谷組)が4位。

卒業生たちが活躍した週末でした。

卒業生たちの活躍は現役高校生たちにとっても励みとなり、力となりました。



大学はクラブ活動だけでなく、将来(就職)を決める上で

大切な時期です。将来を見据えた勉強と陸上を両立しながらがんばる姿は

後輩たちの手本となっています。


インターハイ県予選の終わった高校生たちは

からだの練り直しのために冬期以来の走り込みを実施しました。

この時期にからだを作り直すことはとても大切なことです。

関東大会というさらに上のステージで戦うためにも

しっかりと体をつくり、技術を高めていく必要があります。


回転走

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天然スプリンター土井杏南の走りは
中高校生時代
まさに無駄のないすばらしい回転力のある走りでした。
天然は天然のまま、自分の走りを見失うことなく素の走りができれば
まだまだ速くなるように思います。

土井杏南をはじめ多くの選手達との出会いはこれまで勉強してきた
大森先生のマック式ABスプリント、ミニハードル走。
テレツコーチのプッシュ。
ミルズコーチのスプリントドリル。
中村先生のフレキハードル、マーク走。
をヒントに女子用の走り方を習得する方法を
自分なりに作ることができたように思います。
(ここにたどり着くまで25年以上かかっていますが・・・)

ピッチ走、ストライド走など走りのタイプは
いろいろあります。
今、
自分は回転走というタイプの走りを自分のチームには
奨励し、実践しています。

小さなエンジンを回転力で大きな力に変える
いわゆる省エネ走。エコ走と言えるかもしれません。

昨年、インターハイ女子400Hで入賞した
池田菜月(立教大1)もこの走りを身につけていました。

学生個人女子400Hで初の決勝進出を果たした
角名亜衣美(立教大4)も無駄のない回転走を身につけてきたようです。

中学時代は全くの無名で現在ブレイクしそうな2年生の芝田望笑(しばたのえ)もこの走りを
身につけつつあります。

また、
1年時に100m14秒5だった選手が現在3年生になり12秒6
で走り、さらに記録は短縮しそうです。

今、
走りを身につけつつある選手達が結果を出しつつあります。

もうすぐ関東大会です。
回転走を身につけた選手達が力を発揮し、ひとりでも
多く、インターハイに進んでほしいと思います。












競技を楽しむ

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スポーツをやっている以上、結果は大切です。

ただ、結果はよいときもあるし、悪いときもあります。

だから、結果以上に大切なことは競技を楽しむ心です。

楽しむと言っても単純に愉快になるというのではなく、

いい練習を続け、

成功することを信じて、それを心待ちにするという意味です。

やってきたことを信じて、失敗を恐れずに

思い切って競技することこそスポーツの醍醐味のような気がします。

結果を求めすぎて力んでしまってはもったいないです。

競技を楽しむ心のゆとりが必要です。

相手が強ければ負けることもあります。

条件が悪ければ記録が出ないこともあります。

一番、残念なことは自分の力を出すことなく終わることです。

競技に集中し、自分の力を出すことだけに専念すれば

結果はついてきますし、充実感を味わうことができると思います。

今日、学生個人選手権で卒業生の2名が入賞を果たしました。

一人は平成国際大4年の大窪海音香(走り幅跳びで6位)

一人は立教大4年の角名亜衣美(400Hで5位)

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この代の卒業生たちはファミリーのように仲が良く、

大学はそれぞれですが、互いが互いを応援し、励ましあい、

競技を思い切り楽しんでいます。

金曜日から関東大会が甲府で行われます。

結果は大切ですが、それ以上に競技に没頭し、

思い切りトラックを駆け抜けてほしいと思います。


友人の娘

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友人の高校2年生の娘さんはとても素直で真摯に陸上競技に取り組んでいる子です。

お父さんと二人三脚で400Hをやっています。

昨年暮れ、池田菜月(立教大1年)の走りを見て、

よほど気になったのでしょう、

埼玉栄高校に練習にやってきました。

池田菜月は400m59秒台。400mH59秒台

まさに徹底した省エネ走法で後半に強さを発揮するちょっと信じられない走りをする選手です。

池田は省エネ走法である回転走を完璧に身につけています。

たぶん、娘さんにその走りの肝を教えたかったのだと思います。

友人は仕事の工面をして、娘さんと週末にやってきては、埼玉栄で練習しました。

友人は陸上競技の指導として有名な方なので

徐々に池田の走りのコツを理解し、

それを娘さんの練習にうまく取り入れてきたのだと思います。

みごとに県予選を突破。

今週末、甲府で行われる関東大会に出場します。

娘さんの走りは大きく変化し、エコ走法である回転走を身につけつつあります。

もともとハードリングには難がないので

やってきたことを信じて走れば関東大会でも必ず結果はついてくると思います。

友人は
自分の娘のレースを見るのは想像以上に緊張すると話していました。

なぜなら、責任はすべて父親でありコーチである自分にあるからだそうです。

自分は自分の子供に陸上競技を指導した経験がないのでその辺はよくわかりませんが、

自分が教えている選手と同じくらい、友人の娘さんにもインターハイへの切符を手にしてもらいたいと

強く思っています。











最後はメンタル

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いい練習が継続できていれば

最後はメンタルです。

錦織圭のマイケルチャンコーチも言っているように

「自分を信じる」こと。

やってきたことを信じることで

必ず、好結果を導きます。

昨日、関東大会に向けて最後の調整練習を駒場スタジアムで行いました。

中学校の県通信大会が熊谷で行われていることもあり、

空いていたのでよい練習ができました。

結果を求めすぎると固くなる。

わかっていてもそうなってしまう選手もいます。

固くならないためにも結果はあとからついてくる。

やってきたことをしっかりやるというスタンスで練習することが

大切です。

ヨンケイのバトンパスもこちらの求めているレベルまできていました。

選手達でよく話ができていて安定感が見られるようになってきました。

SDもしっくりきているようで

うまくまとめられていました。

インターハイをかけた関東大会は誰でもプレッシャーのかかる大会です。

最後はメンタルの勝負になってきます。

自分の力を100%発揮するためにも

自分の競技ポイントをしっかり確認し、

やってきたことに自信をもって取り組むことが大切です。





1600Rシミュレーション

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関東高校陸上の最終日

4×400mR決勝。

埼玉栄高校の戦力からいって優勝はかなり難しい状況でした。

よくて2位。3位でも御の字。

ウオーミングアップの際に

選手ひとりひとりにどういう戦況になるかを伝えました。

4走のエース芝田まで、先頭と10m以内でくれば優勝戦線に加われると

いうシミュレーションです。

優勝候補は土浦湖北です。

土浦湖北の1走は58秒台、もしくは57秒台で走る力があります。

こちらは59秒くらいの力です。

埼玉栄は6レーン。土浦湖北は5レーン。

選手には土浦湖北は早い段階で抜きにかかってくるはず。

抜かれたら背中を見てしっかりついていき、ラストの直線で並ぶ。

それでも実際は5mくらいの差がある。

なんとか5m差で2走にバトンを繋ぐように伝えました。

実際は250m付近で抜かれ、それに粘ってついていき、ラストの直線では離されることなく

5m差、全体の4位から5位くらいでバトンを繋ぎました。

2走は土浦湖北が56秒台、こちらは57秒台の力です。

差は広がる予想です。なんとか先頭と10m以内でバトンを繋ぐように伝えました。

実際はラストの直線で3、4位争い、戦闘とは7mくらいの差で3走に繋ぎました。

3走は土浦湖北が58秒台、こちらが57秒台で差はつまるはずでした。

しかし、土浦湖北は3走に56秒台の選手を使ってきたようで、

差はどんどん開いていきました。

これははっきり言って想定外でした。

本庄東、聖望も安定した力があり、結果、4走の芝田には

土浦湖北と15mくらいの差、聖望、続いて本庄東、埼玉栄という状況で

バトンが繋がりました。

まさに万事休すという状況に陥ってしまいました。

ところがバトンをもらった芝田は行けるいう感覚があったようで、

一気に加速し、本庄東、聖望を抜き、バックストレートで先頭に追い付きました。

200mを過ぎて芝田が先頭にたち、それにピタリと聖望と本庄東がついてきます。

土浦湖北はやや離されました。

芝田は200mから300mで最後のスパートに向けて

ためていました。

ラストの直線でも3校がほぼ並んだ状態です。

そして、最後の数メートルでわずかに芝田が前に出てゴール。

100分の6秒差で優勝しました。

タイム的にはインターハイで戦えるようなものではありませんが

選手一人一人がシミュレーションをしっかりと頭に入れて

冷静な走りができたように思います。

また、芝田が勝ちにこだわった完璧なレースができました。


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練習量よりも内容

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2004年以来

いわゆる何本も走る走り込んで鍛えるというような「量」よりも

走り方を重視する「内容」にこだわって練習を組み立ててきました。

29歳で絶好調の藤光選手が話しているように


脚は消耗品という考えを持っているからです。

陸上競技をある程度長く継続するには

練習量よりも内容にこだわる必要があると考えています。

走り方重視の考えです。

エンジンの小さい女子のパワーを

最大限に生かす走りにこだわっています。




















もちろん、走り方を身につけるには数をやることも必要です。

苦痛を乗り越えて走り込むというよりも

技術を身につけるために走るという感じです。

休みは週に2回。

自分で好きな練習をするFREE練習日も設けています。

ウエイトトレーニングもほとんど行いません。

サーキットもあまりやりません。

体幹補強中心のトレーニングです。

関東大会100mで3位の石井菜摘(さいたま宮前中出2年生)や

5種目でインターハイに出場する

芝田望笑(東松山南中出2年生)も内容重視のトレーニングを徹底しています。

早急な結果を求め過ぎず、じっくり育て、

心も脚も燃え尽きないように、そして、

長く競技に関われるように心がけて練習を組み立てています。









コーチの役割のひとつ

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コーチの役割のひとつとして走りのバランスの修正があります。

選手は知らず知らずのうちに走りのバランスを崩してしまうことがあります。

例えば、筋力がアップすることで走りのバランスが崩れたり、

蹴りが強くなることで動きが乱れたり、

女性アスリートの場合、体重の変化や体型の変化で走りのバランスが崩れたりします。

走りの乱れはごくわずかなものかもしれませんが

それを放っておくと走りが大きく崩れてしまうこともしばしばです。

大きく崩れてしまうと修正にはかなりの時間がかかります。

そういう意味でコーチは選手の走りのバランスに常に目を配る必要があります。

2年生の芝田が追い参ながら24.50で走った後、走りのバランスが少し崩れていました。

原因は蹴る力が強くなってきたためです。

蹴りが強くなったために足が大きく蹴り上がり、所謂、後ろが大きく、前が小さいという

状態になっていました。

気づいていましたが、好記録を出した後ということと

関東大会直前ということもあり、今は修正するタイミングではないと判断し、

黙っていました。

結果

関東大会では5種目でインターハイ出場を果たしたものの、

記録的にも、順位的にも今ひとつという感じでした。

関東大会後に、フォームの修正にとりかかりました。

本人はたいへん素直な性格なので

アドバイスされたことをすぐに実行に移しました。

その結果、走りの乱れはなくなり、バランスのよい走りになってきました。

本人も走りやすいと言っていました。

練習のSD300mも自己記録を更新しました。

54秒台が出てもおかしくない走りです。

いいタイミングで走りのバランスの修正ができました。

できる限り選手を見て、できる限り選手のよさを生かすように

走りを見極め、改善できるように心がけることもコーチの役割のひとつだと思います。




急成長

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7月29日~8月2日にかけて和歌山・紀三井寺陸上競技場で行われたインターハイで2年生の芝田望笑が

女子200mで5位に入賞しました。

芝田望笑は女子200mエントリーランキング40位(25秒10)の選手でしたがまさに急成長を遂げました。

29日行われた400mでは自己新の55秒36(準決勝)で走りましたが、急な腹痛と吐き気の影響で

大事をとって翌日の100mを棄権。

2日間で体調を回復させ、この200mにかけました。

芝田望笑は中学時代100mでは県大会で一度も決勝に進出したことがなく、

200mでは全日中に出場したものの予選敗退の選手でしたが、

今取り組んでいる「回転走」を身に付け、急成長を遂げました。

短期間で回転走を身に付けられたのは芝田望笑の「素直さ」にあると思います。

関東大会時は足が大きく蹴りあがってしまい、からだの後ろで足が回転し、スムーズな

走りができていませんでした。それを関東大会からインターハイまでの短い期間で修正してきました。

芝田望笑は言われたことに対して素直に耳を傾け、着実に実行する選手です。

チームの中でもたいへん指導しやすく、伸ばしやすい選手のひとりです。

インターハイにおける芝田望笑の走りは無駄のない省エネ走法で加速し、そのスピードを

維持することができていました。

400mも、200mもそうですがまだビック大会での経験がなく、

予選からすべて全力でいかなければならない状況でしたので余裕がありませんでした。

もう少し余裕があれば200mの決勝でもっといけていたように思います。

本人がレースの中で感じたことは、インターハイという大きな大会で強い選手たちの

走りは準決勝、決勝と一気に変わるということだそうです。

それを肌で感じたことで「次はもっとやれそうな気がする」と言っていました。

まさに急成長の芝田望笑のこれからの活躍に期待したいです。

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跳躍ブロックが躍動

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 インターハイ、女子走り幅跳びに出場した3年の田中友紀乃と1年生の小野瀬桃華の2名が

予選を突破し、決勝に進出しました。

とくに1年生の小野瀬桃華(大宮西中出身)は大幅に自己記録を更新する5m83の大ジャンプでした。

跳躍ブロックは前田亮先生(成田高→順天堂大)が指導しています。

前田先生は越川先生(順天堂大)の教え子で、跳躍の技術指導については定評があります。

選手の特徴を最大限に引き出すことに長けています。

小野瀬桃華は集中力が高く、どんな場面になっても動じない度胸を持っています。

小学生時代は三橋ヤンキースに所属し、男の子に混じって少年野球をやっていました。

決勝では向かい風の影響もあり、入賞は逃しましたが、日本ユースの標準記録を突破し、

これからの活躍が期待されます。

田中友紀乃は昨年、インターハイの女子走り幅跳びで4位入賞しています。

和歌山インターハイでは8位に入り、2年連続での入賞を果たしました。

昨年のインターハイ後、疲労骨折のため長期にわたり、練習ができない時期が

ありましたが、みごとな復活です。

国体、日本ジュニアでは6mの大台を突破してほしいと思います。




勝利への執念

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世界陸上の男子100mでウサインボルト選手の勝利への執念を見ました。

準決勝で加速局面でつまずき、決勝進出は難しいと一時見えましたが

もの凄い加速で前にいた選手を抜き去り、1位でゴール。

決勝ではガトリン選手との競り合いを制し、金メダル。

凄まじいほどの執念です。

レースだけでなく、きっとここにくるまで勝利を目指して

強い気持ちで練習してきたのでしょう。

まさに執念の勝利だと思います。





体幹補強をがんばりましょう

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この時期に体幹補強に取り組むことはとても大切です。

体幹を鍛えることで飛躍的にフォームが改善されます。

どうせやるなら

声を出して、楽しくやるといいと思います。






















速く走るためのフォームを身につけるためにも

体のコアとなる体幹をしっかり鍛えましょう。

冬期=走り込みからの脱却

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冬期練習というと辛い走り込みというイメージがあります。

しかし、冬期練習だからこそフォーム改善のチャンスという考えもあると思います。

冬期練習=走り込み という考えからの脱却です。

走り込みが悪いというわけではなく、

試合がない時期だからこそ

フォームを改善できるのです。

速さ=ストライド×ピッチ

ですから ストライドが伸び、ピッチが速くなれば

必ず 記録は短縮できるはずです。

地面を押し、地面の力をもらえる走りを身につける

それを補う腕振りを身につける

速く走れる姿勢を身につける

やるべきことはたくさんあります。

また、短い接地は走り込みからは生まれまない気がします。

速く走るための体つくり、

速く走るためのフォームつくり

を意識をもって行い、速く走れるフォームを身につけましょう。

走り込みだけが冬期練習ではありません。

がんばりましょう。

肩甲骨周りを柔らかく

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肩甲骨周りの筋肉を柔らかくすることはとても大切です。

肩甲骨の可動域を広げることで腕振りが大きく変わります。

肩甲骨の周りが硬いと腕が振れず、横振りになってしまいます。

これは速く走るためのパフォーマンスを低下させます。

走る前に棒などを使って肩甲骨周りを動かしたり、

ジョグのときも肩甲骨を動かすようなイメージで腕を振るといいと思います。

棒を使うときは

両はしをもち、背中側に降ろし、前にもってきます。

それを連続して行います。

柔らかくなって来るとかなり狭くもっても前後に動かせるようになります。

この冬を使って肩甲骨周りの柔軟性を高めることも大切です。

まずは肩甲骨周りの筋肉の柔軟性をチェックしてみてください。

腕を背中にまわせますか?


埼玉栄女子陸上部の冬期練習メニュー①

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埼玉栄高校女子陸上部の冬期練習のメニューです。
まずはラダー。手を挙げてのもも上げです。



















速い動きでの前進です。



















ラダーを使ったトレーニングはいろいろなバリエーションがあり、
冬期トレーニングにはうってつけです。
速い動きや大きな動き、リズムある動きなど
工夫ができるのでいい練習ができます。

客観と主観のズレについて

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速い選手の動作をマネたり、自分の走りのビデオを撮って見たりしながら

フォームを作っていくことはよくやる手法です。

ただ、なかなかうまくいかないものです。

自分で理想のフォームを頭の中で描いたとしてもその通りに動かすことは難しいものです。

それは客観と主観にはズレがあるからです。

客観とはまさに見たままの動きです。

その動きをするためには選手自身の感覚(主観)が重要なポイントになります。

体の真下を踏むという動きをしたら実際には前には進みません。

しかし、体の真下を踏むような感覚(イメージ)で走ると地面の力をもらえ、推進力が生まれます。

速く走るための動きを身に付けるには

客観的な動きを示したことばと

主観的な動きを示してことばの違いをはっきりと自覚する必要があります。

客観的に見た動きとその動きをするための感覚(主観)にはズレがあるということを

自覚しなければならないのです。

どういう感覚で走ったら推進力が得られるのかということを自分自身で理解しなければなりません。

感覚には当然個人差があります。

また、やっかいなことに個人の感覚が時間の経過や技術の向上とともに

変化していく可能性があるのです。

コーチは個々の選手の動きの変化を見極めながら

選手に速く走るための感覚を理解させるために

試行錯誤してコーチングする必要があります。

そういう意味で

コーチングの中で

どういう感覚(主観)で選手が走ったら

どういう動きになるのかということをビデオで確認することは

とても役立つと思います。

客観と主観のズレを意識しながら技術を向上させることが大切だと思います。




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